全附連東日本大震災復興支援プロジェクト
全附P連特別活動事業
「NHK復興支援ソング『花は咲く』でうたい繋ぐ東北復興支援の絆」ご協力御礼
皆様のご賛同とご協力を賜りまして、本日ここに子どもたちの素敵な姿と歌声をDVDにしてお届けできますこと、全附P連会長といたしまして、会を代表して心から感謝申し上げます。
さて、「未曾有の大災害が起きてから早2年が経とうとしております。」と私が申し上げたときに、皆様は「あれからもう2年か、ほんとうに早いね」と同意されますでしょうか?
私は、今回のプロジェクトに参加してくれた子ども達の歌声、そして附属学校の保護者の想いに触れた今だからこそ、「まだ2年しか経っていない」という想いを強くしております。実際、復興への道のりはスタートしたばかりであり、「もう」2年という感想を持つのはあまりに第三者的ではないかと自問しているからです。
日々の生活が充実している附属の子ども達にとって、東北の震災は「忘れてしまってはいけないことだけど、考えることもあまりない」ということになるのかもしれませんし、それはそれで幸せであるということもいえるでしょう。
しかし、今の子ども達は否応なくポスト大震災の時代を生きることになります。
ですから、今日のDVDを受け取ることで「終わり」ではないのですね。
また今日から、ここから始めましょう。
附属のおとなも子どもも。復興に向けて、それぞれの力を、それぞれの方法で発揮して。
平成25年3月吉日
全附P連会長 安 村 俊 己
事業のご報告
本事業には全国の附属学校園から59校の参加があり、約3,000人の園児・児童・生徒がこのソングリレーに参加しました。
全国の附属学校園皆様からのDVDのお申し込みは平成25年2月末現在3,400枚となりました。
この340万円については、来る5月25日仙台で開催されます平成25年度全附P連総会においてNHK厚生文化事業団理事長様へ目録の贈呈をさせていただく予定になっております。また3月より始まる全附連ホームページからのDVD販売により、さらに20万円を贈ることができます。
DVD作成に係る著作権料は、1,215,947円となりその多くもJASRAC(日本音楽著作権協会)を通して義援金として被災地復興に役立てられます。
これだけの義援金を被災地に贈ることができるのはひとえに全国国立大学附属学校園の皆さまのお力添えによるものとここに深く感謝いたします。
また、今回の全附P連復興支援プロジェクトが「NHK100万人の花は咲く」にも起用され、私たちと同様の取り組みをNHKが全国に向けて発信しています。
あらためまして皆さまのご参加、ご協力、本当にありがとうございました。
総務委員長 金山 知裕