全国国立大学附属学校連盟一般社団法人全国国立大学附属学校PTA連合会

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PTA連合会会長挨拶

   ご 挨 拶

一般社団法人
国国立大学附属学校PTA連合会
  会 長  宮本 昌尚

 

 令和7年度一般社団法人全国国立大学附属学校PTA連合会就任にあたり、ご挨拶させていただきます。全国の会員の皆様におかれましては、全附P連の活動にご理解とご協力を賜っておりますことを心より感謝申し上げます。

 去る6月7日にお茶の水女子大学におきまして定時総会が開催され、皆様方の慎重なる審議によりすべての議案に対しましてご承認を頂き、令和7年度をスタートさせることができました。総会の場だけでなく、情報交換会の場でも様々な方と語り合い、情報交換、また情報共有できましたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 コロナ禍が明けて全附P連のみならず各地区会や単位PTAの活動も再開、また活発化してきている中で「子どもたちとこの国の未来のために」皆さんとともに前進してまいりました。しかし子どもたちを取り巻く環境は厳しさが増しているように感じております。

 一つ目に学校内外での安全、安心の確保についてであります。子どもたちが心身ともに健全に成長していくために、我々保護者として、また団体としてのできることをしっかりと認識し、実践していきたいと思います。二つ目にPTAの存在意義について、全国的にもPTA不要論が多く聞かれるようになっております。しかし国立大学附属学校のPTA団体は、その学校が持つ特別な目的達成のためにある組織であると考えております。それぞれの学校の目的をしっかりと把握し、大学と力を合わせて子どもたちと子どもたちの通う附属学校を守っていける団体になっていければと思います。三つ目に国立大学附属学校の存続問題についてです。少子化の影響や国の予算の問題等により存続が危ぶまれている、また閉校閉園を検討している大学もあります。生き残りを懸けて「このままで良い」のではなく、地域に必要不可欠な学校として、そしてこの国の未来を託せる学校として真剣に考えていく必要があると考えております。

 第四期中期目標・中期計画の成果を形にしていくべき時期になっており、その中でも教職員の方々は子どもたちの成長に真摯に取り組んでおられます。我々はその環境をしっかりと守っていける団体でありたいと思います。

 最後になりましたが、全国の国立大学附属学校がこの国の教育のモデルとしてその発展に寄与し、すべての子どもたちの明るい未来に繋がることを祈念してご挨拶にさせていただきます。一年間よろしくお願いいたします。